今期のゼミで得たこと&今後の自分の興味 by Moa

1.ここまで

秋学期のゼミでは、他の人の発表から多くのことを知った。特に興味深く感じたのは、英語ポスターのキャッチフレーズに関するレジュメ発表である。同じ映画のポスターでも、英語版、中国語版、日本語版でそれぞれ異なり、キャッチフレーズや元々あるものがなくなっている部分など、オリジナルとは異なっているところに面白さを感じた。各国で映画のどういった部分を見せたいのか、どこに興味を持ってほしいのかが違いがでて、それぞれで分析することで、新たに面白い発見があるのではないかと思う。また、同じ文献を選んだ友人と違った観点の発表を聞き、納得させられる部分や違った意見があり面白く感じた。全体を通して、このゼミ生の発表をはじめ聞いたが、レジュメのまとめ方も非常にわかりやすく、発表も聞きやすく、内容が上手くまとめられていて、今後の自分の発表に活かしていきたいと感じた。また、アイドルや映画など、それぞれ自分に興味のある文献だと、聞いている側も楽しく聞けることを発見した。メディアに関しては、元々興味があったが、より興味が深まった。授業内で、レジュメなど、文献からまとめて自分で発表するときや、人に何かを伝え説明するとき、全く同じように伝えても100%同じことを伝えることはできない。ということを学び、情報を相手に橋渡しするメディアにより興味を持った。メディア×英語に関しては、まだ理解度が低く、興味も最初の頃と特に変わりはない。しかし、これからメディアと英語を繋げて学んでいきたいと思う。


2.これから

現時点で、私にとって批判的談話研究とは、言語間で、常に批判的にみて相手が本当に何を言いたいのか、伝えたいのかを理解する研究であると考える。まだ、批判的談話研究に関して、理解しているかというと、自信はないのだが、今ある様々なメディアには、多くの問題があると考える。例えば、男女間の談話をメディア通して伝えるとき、当たり前のことだと思っていても、それは自分の勝手な固定概念であり、女性側の立場、男性側の立場でそれぞれ意見が異なるときもある。それをどう相手に伝えられるか、その言葉の意味を批判的にみてどう捉えられるかが、談話から研究することが批判的談話研究なのではないかと考える。これから考えていきたいこととしては、多くのメディアから社会的な批判的談話研究をしていきたい。社会的な言葉が多くあるなかで、知らない間で生まれていた言葉がどうやって生まれたかなど、談話を通して、研究していきたい。また、その言葉を正当化し、どう批判できるかなども今後考えていきたい。


参考文献リスト

1植田康孝・磯部珠緒 人工知能をも用いた「プリキュア」分析 <file:///C:/Users/moa08/Downloads/DK2020-32.pdf> (2023/02/02)

説明;歴代のプリキュアの歌詞からその時代に何が一番起こったのか、何が影響されているのかがまとめられていて、感情面や性差についても書かれている。歌詞分析に興味があったので選んだ。

2白石恵那 マス・メディアにおける「発達障害」言説 ―『朝日新聞』を対象とする「発達障害」を含む記事の計量テキスト分析―― <file:///C:/Users/moa08/Downloads/edu_60_29.pdf> (2023/02/02)

説明;メディアと発達障害について書かれている。発達障害の方と事件関係をニュースでみるとメディアがどう伝えているのかが書かれている。メディアの伝え方といして、障害に関する観点から興味があった。

3有澤優佳梨JPOPヒット曲の歌詞の差別化<file:///C:/Users/moa08/Downloads/AA1271664X-13-51-64.pdf>(2023/02/02)

説明;JPOPに様々な歌詞がある中で、どうすれば差別化してヒットを生み出せるかを研究し、その中で、外国語、日本語を使われる歌詞を分析とし、研究する。なぜ日本の曲に英語の歌詞が使われるのかに興味があり、歌詞と関連する文献を探した。

4大道爽香 美意識の変化が日本の女性アスリートに及ぼした影響<file:///C:/Users/moa08/Downloads/shuron-28-89.pdf>(2023/02/02)

説明;女性の美しさとは何か。アスリートや男女で、男らしい、女らしいという言葉があるが、その中で美しさとは何かメディアがどう伝えているか論じている。現代で痩せているのが美しいとされることもあるが、なぜそうなったのか気になったため選んだ。

5関博紀 梅澤明日香 大里玲奈 長田怜也 小林悠佳 ミュージックビデオにおける表現の独自性<https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssd/69/0/69_258/_pdf>(2023/02/02)

説明;日本の代表的な音楽のMVを対象とし、動画の長さや登場人物などを分析する。どういったMVが音楽業界に影響をもたらし、私たちに影響を及ぼしたのかについて考えさせられる文献。動画について興味があり、それぞれ全く異なるMVがどう影響するのかが気になった。また、自分の好きな欅坂46の黒い羊が掲載されていたことでこの文献を選んだ。


3. なんちゃって卒レポ

Title(題名)

→なぜJPOPに英語の歌詞をつけるのか

Introduction(問題意識)

→日本の曲であるJPOPの中で英語の歌詞があるのはなぜなのか、英語を入れることによる影響は何か、日本語だけの歌詞でJPOPの曲があるとどう違うか、英語の歌詞を日本訳で作った場合、どう変化し影響があるか。

Literature Review (先行研究)

→有澤優佳梨JPOPヒット曲の歌詞の差別化<file:///C:/Users/moa08/Downloads/AA1271664X-13-51-64.pdf>(2023/02/02)

ヒットされている歌詞の特徴から英語がどう使われているか研究する。

Methodology(分析方法)

→先行研究の文献から歌詞にある英語の特徴を掴み、欅坂の曲、幾つかの歌詞にある英語を研究する。

Data Analysis(データ分析)

→欅坂の曲にどれくらい英語が使われていて、どういったときに使われているかをまとめる。そこからなぜ欅坂という日本のアイドルの曲で英語を用いるかを考察する。

Conclusion(結論)

→なぜ日本の曲であるJPOPに英語を用いるのかを分析の結果からだす。最終的に特徴をつかみ、英語を使わなかったらどうなるかなど、逆に考えることで、英語の歌詞を使う理由が見えてくるのではないかと考える。かっこいいからという単純な理由のみかもしれないが、歌詞にある英語の必要性などがわかれば結果として良いと考える。

2242文字

team nana

Welcome to Prof. Nana's website! Take a look at how my students and I are studying/partying together at Seisen University!  清泉女子大学・太田奈名子研究室へようこそ。私の学生たちの学びの軌跡をぜひご覧ください。