批判的談話研究をとして学んだこと by Haruka
1. はじめに
私がこのゼミを選んだ理由は、自分たちの身近にある「メディア」が関連したゼミであったか
らである。「メディア」は私たちの生活に必要不可欠であり、情報を取り入れる際に必要であ
り、これからの就職活動でも役に立つと思い興味を持った。中々「メディア」について深く学ん
だりする機会はない。また普段私たちが毎日欠かさず見る、SNSも含まれており、SNSで情報を得ることができる時代であり、多くの情報をSNSを通して自分の興味があるものと関連付けて、調べていきたいと考えている。「批判的談話研究」については、正直分かりませんでした。しかし、このテーマを学んでいく中で、必要な事であると考えたのと、自分自身が「メディア」からさらに「批判的談話研究」によってどのような学びが出来るのかを知りたいと思い選びました。
2. ゼミで面白かったこと、初めて知ったこと
前期のゼミを通して、様々な分析をし、その中でも、お菓子のパッケージやCMについての分
析を行った。私たちが当たり前のように食べているお菓子のパッケージやCMに注目をしたこ
とは今までなかった。しかし、講義の中でひとつのお菓子のCMを見た。プリッツのCMはとても頭に残るフレーズと曲調であり、数回見ただけで頭に残るCMだった。このCMの分析をすると、同じ言葉を繰り返して、人の頭に残るようにしていた。人がつい口ずさんでしまうようなフレーズを入れたり、独特な曲調をすることにより人の頭の中に自然と流れるようなCMを作っている企業が多い。そして、口ずさんだりする中で、「このお菓子食べたいなあ」と思うことがある。これが企業側の戦略であり、多くの人がこれに釣られて買うことがある。また、その時に流行っているアーティストや俳優を使うことにより、宣伝効果となり注目が増える。このようにCMには影響力がある事が分かる。どのように人の頭に残るかどうしたら買ってもらえるかを考えた中でのCMと考えるとおもしろいと思った。また、ゼミの中の話し合いで、今の時代に合わせるならと考えると、「TikTok」や「真似しやすい踊り」などと意見が出てきて、時代の流行りに合わすことによって見てもらい方や注目度が凄く変わっていくと思った。このように時代の流れにそって、人気なものを取り入れることにより沢山の利益がでると考えるとすごいと思う。毎日見ているCMにもたくさんの意図や戦略があると考えると、見るたびにこれはここで記憶に残るようにしていると考えることが増えた。また、小さい頃よく食べていた「たべっ子どうぶつ」のパッケージを分析した。その際、普段なにも考えず食べていたが、よく見ると一つ一つの動物に英語で単語が載っていた。小さい子が楽しみながら英単語を学ぶことができる。小さい頃はあまり勉強することが苦手な人が多い。しかし、子どもの好きなお菓子に学べる材料があれば、楽しみながら食べることができる。これも売るための政略だと考えるととても面白いと感じた。このようにCMやパッケージには、どのようにしたら売れるのかと考えた上での戦略があることに気づいた。またメディアを通して学ぶことは沢山あり、ただ聞いたり、見るだけでなく人の記憶に残すということも大切になる。また、この分析を行う中で、ゼミのみんなでお互いに交換して読んだ際、沢山アドバイスを貰えて自分では気づけない部分に気づけることもでき、みんなのそれぞれの分析も面白く学びが深まりました。人から意見を貰うことの大切さも学ぶことが出来ました。
3. これから
私にとって批判的談話研究とは、今の段階ではまだ正直分かっていない。しかし、ここまでの
講義を通して、深く知りさらに考えをし、その意図を考えてきた。今まで物事の意図まで考え
たことが無かった。この講義を受けていく中で、普段当たり前に目にしているものを分析して
いく中で、「自分ならこうする」など自分の意見を持つことができた。みんなで話し合いをして提案していく中で、自分では思いつかなかったような案であったり、発想を知ることができ、様々な目線からの案が合わさるといいものになるのではないかと感じた。このように様々な物事を深く考えさらにそこからどうするのかを考えることでより良いものが作られるということを前期で学びました。これから、その学びを踏まえ後期ではさらに、物事に対しての考え方を深めていきたい。また、あまり人に意見を伝えることが苦手だったので、前期でみんなと意見の交流をする中で、自分ならこうするなど自分の意見もいえるようにしていきたいと思う。(1869字)
〈参考文献〉
1. 是永 論 メディア表現の批判と社会批判の実践 ――ジェンダーの表象をめぐって――
社会学研究科年報,26巻,2019,7-18
2. 徐舟 日本におけるジェンダー炎上広告に関する 批判的談話分析
国際 ・ 都市社会文化研究,2020,151-154
3.名嶋 義直 日本語教育から民主的シティズンシップ教育へ ―批判的談話研究の実践を通し
て― 琉球大学国際教育センター紀要,2017,2-25
4. 植田 康孝 アイドル・エンタテインメント概説(1) 〜「デジタル・ディスラプション
」が迫るアイドル相転移〜江戸川大学紀要,2019,79-107
5. 名嶋義直 日本語教育から民主的シティズンシップ教育へ : 批判的談話研究の実践を通し
て 琉球大学グローバル教育支援機構国際教育センター,2017,15-38
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