たべっ子どうぶつ 英語がしみ込むビスケット

by Haruka


はじめに

    今回、ギンビスが製造している「たべっ子どうぶつ」(図1)分析する。「たべっ子どうぶつ」は、子供の定番のお菓子として昔から有名である。46種類の動物の形をしたビスケットがたくさん入っている。「たべっ子どうぶつ」には、バター味、しみチョコ、ホワイトチョコ、メープルバターなど多くの種類がある。このビスケットは、ただ動物の形をしているだけでなく、その動物の英語がビスケットに表記されているため英語を覚えるきっかけになる。また、カルシウムが入っており、卵不使用ということで安心して楽しみながら食べることができる。

1.パッケージの分析

    「たべっ子どうぶつ」のパッケージの表の面(図3)には、動物のキャラクターと中に入っている動物の形をしたビスケットが記載されている。ここからわかるように、動物の形をしたビスケットにはその動物の英語が書いてある。これを食べる子供たちは、はじめは英語を学んでいないので意味が分からないだろう。しかし、普段食べている丸や四角のビスケットとは違い、動物の形をしていることで興味が湧く。興味が湧くことにより、真ん中に書いてある英語は、なにかと考える。考え始めたところで正解は分からない。

    その時に、パッケージの裏側(図4)を見ると、すべての動物のイラストと英語、日本語が書いてある。また、英会話には、読み方が書いてあり簡単に読むことができる。この楽しさと学びやすさや子供の学習意欲を掻き立てる。英語に触れることにより、日本では、英語教育に力を入れているため、幼い頃から英語を学ばせたいという親が増加している。その状況下で、楽しく学ぶために、パッケージやお菓子自体に英語を混ぜることでそのニーズに応えている。


おわりに

   近年では、英語に力を入れる風潮があるが、実際には「勉強」となると、子供たちに意欲はそこまで高くないだろう。しかし、「たべっ子どうぶつ」のように楽しく自ら学びたくなるような商品があることで、子供たちの英語に対しての意欲が湧く手助けになる商品だと考える。また、小さい子供だけでなく、私たちの世代から親の世代までも懐かしい味として食べたり、普段英語に触れることのない人たちは、問題形式にして遊びながら学ぶことができたり、子供から大人まで楽しめる商品である。


参考文献・引用

たべっ子どうぶつ|お菓子に夢を!|株式会社ギンビス

<https://www.ginbis.co.jp/product/tabekko.html> (最終アクセス 2022/06/01)

team nana

Welcome to Prof. Nana's website! Take a look at how my students and I are studying/partying together at Seisen University!  清泉女子大学・太田奈名子研究室へようこそ。私の学生たちの学びの軌跡をぜひご覧ください。